Happy Brain❤sakura奮闘記

「人はこの世に魂の修行をしに生まれてくる」そんな話、聞いたことありますか？
「今度の人生ではこういうところを修行しよう」という明確なプラン（バース・ビジョン）を
持っているのだけれどこの世に生を受けた途端、忘れてしまうのでそうです。

私たちの人生の前半は多くのことを学び、体を作り、
多くの人と関わりながら社会性を身につけ、
人生の中で必要と思われるスケジュールをこなします。

夢中で走って自分自身の家族を持ち、そして折り返し地点に差し掛かる頃
少しずつ得たものを手放さなくてはなりません。

肉親の死、子どもとの自立による別れ、退職して仕事や仲間とも別れます。
その後、体力も衰え、そして死んでこの世とも別れる事になります。

多くのものを手放さなければならないとき人は自分自身と向かい合う事になります。
しかしそれは「自分がこの世に生を受けた意味を考えていく」
「魂の修行のプランを思い出していく」大切な時間のように思います。

人生の前半、後半の中間にある子育ての時期はちょうど神様からの使者（子ども）が
やってきてそれまで全く忘れていたバース・ビジョンのかけらを見せてくれます。

人生の本題（バース・ビジョン）は苦しみ、悩むことの中に隠されていると言います。
子育ての悩みや苦しみ、人生の中で出会う辛い出来事の中に多くの気づきがある。

不平不満の中に身を置いて、自分の人生を棒に振ってしまわないように
悲しみや苦しみだけに囚われて人生の先を行かずに立ち止まり
笑顔のない人生を生きるのはバースビジョンに気づかず終わることになる。
きっと後悔の多い人生だろうな。

誰と比べることもなく、修行した甲斐のあった人生を生きたと
この世で最後に目を閉じるとき、また若いころに望んだ幸せとは違うけれど
そこにすべてを受け入れた穏やかな自分自身へのよく生きたという満足感があれば
どれほどの満たされた思いを得ることができるだろうかと思います。