先日の朝、玄関前に飾っていた英語教室の看板が落っこちて壊れてました
ん?縁起でもないな。修復できない所は切り取って見栄えがいいように
して再び飾っておりました。
そして昨日の朝、お母さんに連れられて肩を落としたどっから見ても
わんぱくそうな男の子のお客様がピンポォ~ン❤
犬の置物を触っていて看板を落っことしてしまったらしい。
相当怒られたのか涙の跡がついた緊張した顔で
「壊してごめんなさい、黙っていてごめんなさい」と言ってしゃくりあげる
黙っていればわからなかったかもしれないのにどうしてばれちゃったんでしょうね。
きっとどうしようってドキドキしてたのね
そんな悪いことしちゃったなぁとドキドキする気持ちが素直で良い子と
思う私は「白状できて良かったなぁ、謝れて良かったなぁ」と嬉しく思うのです。
しっかり菓子折り持参のお母様は優しくて賢そう。
最近では相手と顔を合わせることを避けてメールで済ませる人も多い
都合の悪いことはメールで連絡すれば事足りてると思うのだろうか。
謝罪するときさえもメールである。
相手に向かい合って叱られたり文句を言われたりするのが嫌で
相手と向かい合うことをできるだけ避けて会うはおろか
電話すらせずにメールでことを納めてしまう
いよいよ謝らなくてはならなくなっても私が総て悪いのですね、申し訳ございません
などとどこが謝罪やねん!という開き直った言葉しか出てこない未成熟な大人が大勢います。
そんな輩ほど自分は全然悪くないと信じていたりするのである
人は誰もが過ちを犯すもの、その間違い自体よりも
犯した過ちのその後で人としての力量が良くわかる。
間違いが人との関係を壊すものではない。
むしろ責任の取り方や謝罪の仕方、人との係わり方で
人はいつも人との関係を台無しにしてしまうものである。
男の子も偉かったがお母さんも立派です。
見習わせたい大人がいっぱいいる
同じ犬の置物がたくさんあるので一つお土産に持って帰ってもらいました。
正直であること、素直であること、潔いこと、君には一杯いいところがあるんだなぁ~