人の新婚旅行にくっついて贅沢三昧していたskauraです。
天罰が当たって腰痛が悪化、また北京原人と化して前かがみ歩行です。。
ひょんなことから旅の途中で出会った人に誘われて友人たちは屋久島へ。
いい男たち3人を見送って鹿児島からひとり戻ってまいりました。
後半のゴールデンウィークを前にお仕事、レッスンありますからね。
よく中年期を迎えたひとり者が集まるとやたら老後どうするか!なんて話が
熱心に語られたりいたしますが今回もご多分にもれず相当盛り上がりました。
ゲイカップルはいつか別れるであろうと言うのが前提で会話が進んでいて
新婚旅行ってやっぱり一週間くらいが適当なのではという教訓を残してました。。
鹿児島で合流したsakura憧れのイギリス人貴公子JJ君は老後という言葉とは
無縁の人生真っ只中、「まだこれからなのね」を実感して恋心は親心へと変化。
意気揚揚の彼が眩しく見えました。そんな彼を見て
互いに山あり、谷ありの人生を生きた旧友が私に視線を投げてくる。
「羨ましい?」ゆっくり首を振る私。彼もうなずいてみせる。
短い時間の言葉のないやり取りに彼も頑張って生きてきたんだなと思う。
この先何度彼に会うことがあるだろう。もう会うことはないかもしれない。
彼が何気に言った一言が心に残った。
「ものすごく幸せになれなくてもよく生きていこうな」
外に向かって探し求める幸せが無意味であることを長い時間かかって
私たちは学習したような気がする。
内なる幸せはひたむきに生きることですでに手にしている。
そうして生きてこられたことは今の世の中にあってとても幸運なことだった。
遠い国で交わることのない人生を生きる、だけど心に確かに存在し続ける
大切な人と同じ時間を過ごさせてもらったことに神様の意志を感じた。
文字にできない何かがもらえた数日間でした。
写真は早朝の桜島。